Netflixで観られるおすすめ映画3選
夏休みも中盤に差し掛かりますが、コロナ禍で遠出もできず単調な日々を過ごしている方も、私を含め多くいると思います。
しかし、一本の映画を観るだけで時間をつぶせるのはもちろん、生活している中では考えもしない事柄だったり触れない感情に出会うことが出来るのです!
そこで今回は私が夏休みの間にNetflixで鑑賞したおすすめの映画を紹介したいと思います。
ネタバレなしで感想やおすすめする理由だけ述べていきます!
- 『人魚の眠る家』
東野圭吾さんの作品を原作として、2018年に公開された映画です。
夫の浮気で別居状態にあった和昌と薫子の夫婦は、娘の瑞穂の有名私立小学校の受験が終わったら離婚するつもりでいた。
円満な関係をアピールするため、面接試験の予行演習を待っていたある日、薫子の母や妹たちとプールに行った瑞穂がプールの排水溝の網に指を突っ込んで抜けずに溺れてしまう。
和昌と薫子は病院に駆けつけるが、集中治療室に運ばれた娘が脳死状態であることを告げられ医師から厳しい選択を迫られてしまう。
もう二度と目を覚まさない瑞穂の臓器を提供するかどうか。他人を思いやれる心優しい我が子を思い2人は一度は臓器提供を決断するが、最期の日、瑞穂の手がかすかに動くのを薫子は目撃してしまう。
薫子は判断を覆し臓器提供を拒み、そこから心臓は動き続けるが眠り続ける瑞穂を家族の協力のもと介護しつづける。
和昌はIT系機器メーカーのハリマテクスを経営しており、人工呼吸器を外し人工知能呼吸コントロールシステムを装着する手術を瑞穂に受けさせる(横隔膜ペースメーカー(人工補助呼吸器)は1980年代から存在し、症例が重ねられている)。さらに社員の協力で瑞穂の筋肉に電気信号を流し手足が動かせるようになり筋肉量も維持していく。
そこから瑞穂の体調は良くなり、普通の子がただ眠っているような姿のまま成長していくが、脳死したはずの瑞穂が動くことに気持ち悪がる人間もおり、その偏見の目は瑞穂の弟・生人にまで及ぶ。
家族は薫子を思い今まで違和感を口に出せずにいたが、瑞穂の死を受け入れなければならないと考えるようになる。そして瑞穂の体調も急激に悪化し始める。
(引用元:Wikipedia)
脳死と心臓死。日本の法律では、どちらをもって死と判断するのか明確には定められていないんですね。
脳は死んでいるけど心臓は動いている娘の姿を見て、すぐに死と向き合える親なんていないと思います。
私は原作も読んだことがあるのですが、演技力の高い実力派俳優さんが演じていることもあり映画ではよりリアルな家族や周囲の感情が伝わってきて、また違う魅力が感じられます。
ただ人の命の大切さ、という事柄のフィーチャーした作品ではないため、感動を超えた深い感情を擁くことができ色々と考えさせられる映画なため、とてもおすすめです!
2.『羊の木』
講談社の雑誌『イブニング』で、2011年13号から2014年9号まで連載され、2014年には第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞した漫画を原作として作られた映画です。
過疎化の進む富山県魚深市で、地方都市に元受刑者を移住させるという国の極秘更生プロジェクトを行う。6人の元受刑者を順番に迎えに行く月末一(錦戸亮)は、彼らがどこか普通ではないことに気づく。彼らが元殺人犯であることを聞かされた月末は魚深で暮らす彼らを見守っていくが、周囲では徐々に彼らの過去が明かされていく。
(引用元:Wikipedia)
6人の受刑者を市に招き更生を図るという面白い設定ですよね。
お勧めしたい理由は、元犯罪者という難しい役でありながらセリフは少なくともなにか深い過去を持つような謎めいたものを、役者さんがうまく表現しているなと思うからです。
ところどころ入る効果音もその謎を表していて個人的にとても好きでした(笑)
6人の受刑者が市で生活する中でそれぞれがどのように変化していくのかに注目してみてみてください!
3。『君と100回目の恋』
2017年2月4日に公開された日本映画。監督は月川翔、主演はmiwaと坂口健太郎のダブル主演です。3つの中で唯一のオリジナル作品ですね。
葵海と陸は同じ大学に通う幼馴染。葵海の親友・里奈と、直哉、鉄大の5人でバンド「The STROBOSCORP」として活動をしていた。夏祭りでのライブ披露の当日、うまくいかなかったために葵海は会場から逃げ出すようにして走り出す。放心状態のまま歩いている途中、交通事故に遭う。
そして目が覚めると、何故か葵海は大学の教室に居て、居眠りから目が覚めた状況だった。
ただの恋愛映画でしょ...と侮っている方!全然違います!
もちろんきゅんとするシーンは多々あるのですが、他の恋愛映画とは違った良さがあります。
1つ目は、物語の展開が早く、見ていて全く飽きないところ。設定が少し強引なだけあって展開も早く、どのシーンも見逃せません。
2つ目は挿入歌がいいところ。途中バンドで演奏するシーンも、学生バンドという設定ながらも主演が歌手のmiwaさんなだけあって完成度がとても高く何か引き込まれるものがありますね。
あと結構坂口健太郎さんも歌うシーンがあるのですが、低音ボイスで歌もとてもうまいので、女性ファンは必見だと思います(笑)
キュンキュンしたい方、感動したい方、音楽を楽しみたい方に特におすすめです。
以上3つの作品が、おすすめする映画です。
それぞれの映画の特徴や魅力を上手く書けたのかどうかいまいち分かりませんが、みなさんぜひ見てみてください!